鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

2014-01-01から1年間の記事一覧

史上空前の偽札師フランク・ブーラッサについての翻訳記事がGQ Japanに掲載されています

GQ

表題の記事がGQ Japan最新号に掲載されています。 総額2億ドルもの偽札を作ったカナダ人フランク・ブーラッサについての翻訳記事です。 8年生だった14歳くらいから窃盗をはじめた筋金入りの犯罪者なのですが、これがきわめて用心深く、細心な男なのです。 感…

民間軍事会社はなぜここまで成長したのか?

GQ

イラクのようにテロの頻発する国では、トラック輸送のような単なる物流業務も準軍事的性格を帯びることになります。 とはいえいちいちコンボイに軍の護衛をつけていては費用と要員数がかさみすぎるので、軍に代わってトラック輸送を請け負っているのが民間軍…

センティネル・オペレーション・ガイド アクション!(戦闘)がRole&Roll Vol.123に掲載されました

思えば先週は天気が最悪でした。火曜日には雨で軍手ごしの手の感覚がなくなり、信号待ちのたびに単車のエンジンのシリンダーヘッドにすりすりして温めながら帰宅しました。水曜日はとても寒く風の冷たい日でしたし、木曜日は積雪23cmでした。踏み固められて…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第24回がRole&Roll Vol.123に掲載されました

フィクションの鏡を踏みまたいで現実中世の風俗や文化を紹介する連載の第24回が、R&R誌最新号に掲載されました。 今回は岡和田晃さんの筆で、中世の商人を紹介しています。 商人にスポットライトを当てた場合に、ライバルとして闇に浮かび上がるのが聖職者で…

センティネル・オペレーション・ガイド 行動の時だ(技能と判定)がRole&Roll Vol.122に掲載されました

『エクリプス・フェイズ』のシステムを解説する朱鷺田祐介さんによる連載の第三回が、R&R誌最新号に掲載されています。 今回は技能と判定。ゲームシステムの核心部分なわけですが、朱鷺田さんの記述が冴えに冴えています。 技能判定はこのゲームでは「テスト…

I am outraged by Chinese coral proaching fleets

I admire and respect China as having been a mentor for Japan. We Japanese learned a lot from China including letters (Kanji) and the morality of Confucianism. However, I don't approve of Chinese fishing boats who swarm Japanese waters to i…

軍事関係の翻訳記事2本がGQ Japanに掲載されました

GQ

GQ Japan2014年12月号の付録は「Most Stylish Man Search 2014」というもので、日本一の洒落男を探せという趣旨の読者参加イベントのようすがドキュメンタリー風にまとめられています。みなさん、おしゃれですね〜。 それはそうと翻訳記事2本が掲載されてお…

リモートワークについての記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

「本当に集中して仕事をしたいとき、あなたはどこへ行くだろう?」これは、ビジネス書『強いチームはオフィスを捨てる』(早川書房)の冒頭近くに出てくる一節です。「『会社』と答える人は、ほとんどいないはずだ」と記述は続きます。 いちばん頭が冴えてい…

センティネル・オペレーション・ガイド センティネルになる(キャラクター)がRole&Roll Vol.121に掲載されました

昨日の台風なみの大雨のおかげで現場が流れ、文筆作業ができております。 さて『エクリプス・フェイズ』のシステムを解説する朱鷺田祐介さんによる連載の第二回が、R&R誌最新号に掲載されております。 今回はキャラクターのバリエーションの紹介です。戦闘系…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第23回がRole&Roll Vol.121に掲載されました

今回は自分の担当で、「タタールのくびき――異民族支配下で諸侯が得た漁夫の利」という題です。 チンギス・カーンの孫バトゥが、カスピ海に注ぐヴォルガ河の河口近くのサライを本営にキプチャク汗国を建てた1243年から約240年、日本の江戸時代にも匹敵する長…

縦スクロール型Webマンガ「comico」の紹介記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

紙の漫画の醍醐味は見開きのレイアウトです。ページをめくった先にまるまる1ページから2ページまでを使ったコマをバーンと差しはさむことで読者の視線を誘引できました。 松本零士の戦場マンガシリーズ作品「音速雷撃隊」に出てくる桜花による米空母撃沈のシ…

顔面移植についての翻訳記事がGQ Japanに掲載されました

GQ

映画やテレビCMで、誰かになりすましていた人物がマスクをすっぽり脱いで素顔をさらすという演出がよくあります。 マスクを脱ぐ瞬間のところはCG処理がされているのかもしれませんが、Aさんと思っていた人の顔の下にBさんの顔が隠れていたというのは、ドキッ…

ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』はとうに終わりましたが

GQ

TBSテレビ「日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』」は池井戸潤の小説を元にした連続テレビドラマです。2014年4月27日から6月22日まで放送されました。存亡の瀬戸際に立たされた企業でバラバラになりかけた人心の結束に、野球部の廃止か存続かをめぐる人間ドラ…

朝獲れた鮮魚がその日のうちにお店に届くサービスの記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

関東地方は巨大な消費地です。日本の農水流通システムは魚貝や肉野菜をいかに新鮮なままで関東地方に届けるかを最優先に構築されています。おかげで、九州や北海道で朝獲れた鮮魚が航空便でその日のうちにお店に届くというサービスも出てきています。しかし…

センティネル・オペレーション・ガイド 冒険のはじまり(基本コンセプト)がRole&Roll Vol.120に掲載されました

朱鷺田祐介さんによるワールドガイドが先月号で完結し、ルール解説の読み物連載がはじまりました。 今回は第1回ですので背景設定の説明になるのですが、さすがは朱鷺田さんで、サクサク読みやすくテンポのよい展開の中でさりげなくこのゲームのキモを紹介な…

「出版翻訳オーディション」の紹介記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

出版社の編集部は決まって多忙です。外注が欠かせない業種でありながら締め切りに追われる仕事を限られた人数で回しているため、外注先は「確実に一定レベルの作品を締め切りまでに上げてくれるあの人たち」に固定されがちでした。 新たな外注先を探したい気…

世界最大の民間軍事会社「G4S」についての記事がGQ Japanに掲載されています

GQ

G4Sの従業員数は60万人。ウォルマートと台湾のフォックスコンに次いで世界第3位の雇用規模なのだそうで、それだけの巨大企業が警備業というのがいかにも世相を反映している気がしますね。世界で一番新しい国家、南スーダンで2013年12月にスーダン人民解放軍…

EPワールドガイド「宇宙の歩き方」(9)が、Role&Roll Vol.119に掲載されています

朱鷺田祐介さんによるワールドガイドもいよいよ最終回。今回は太陽系外の紹介です。 エクリプス・フェイズの世界では超光速航法、いわゆる「ワープ」は実現していないのですが、その代わりにと言うべきか、異星人が残したワームホール式の超空間通路「パンド…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第22回がRole&Roll Vol.119に掲載されました

今回は岡和田晃さんの筆で、「中世の北欧――なんとヴァイキングは文化人だった!?」というタイトルです。 さすがは岡和田さんで、わずか見開き二ページのスペースにこれほどの情報を盛り込みながら窮屈さを感じさせない記述に感服です。また、今回も見田航介…

溜めこんだ名刺は平均1000枚! いつ、誰がデータ化するんだ?――潜在ユーザーを立ちすくませている深い淵に、クラウド名刺管理アプリEightはどんな一石を投じたのか?

それが本来のタイトルだったのですが、掲載時に変更され、なんだかよくわからないものになってしまいました……。キングジム社の調査によれば、営業職男性が溜めこんだ名刺は平均1173枚、ところが96%が名刺ファイルや名刺箱などアナログな手法で管理しており…

メンズ・ファッションの現在に影響を与えるレジェンドな男たちについての翻訳記事がWEB掲載されています

GQ

2014年春夏のコレクションに大きな影響を投げかけている往年の大スターやアーティストを特集する記事です。画家デイヴィッド・ホックニー、作詞作曲家・俳優セルジュ・ゲンスブール、俳優・三船敏郎、映画『リプリー』、ミュージシャン・エルヴィス・プレス…

EPワールドガイド「宇宙の歩き方」(8)が、Role&Roll Vol.118に掲載されています

朱鷺田祐介さんによるワールドガイドの第8回が、R&R誌最新号に掲載されています。今回は天王星・海王星、およびそれ以遠の太陽系辺境の紹介です。天王星と海王星って同じような印象を持っていたのですが、太陽からの距離が前者は20天文単位、後者は30天文単…

ロサンゼルスのアボット・キニー通りについての翻訳記事です

GQ

「ポートランド、アボット・キニー、葉山──地域コミュニティがつくる、新しいライフスタイル」という特集記事の中で、アボット・キニー通りについての部分を担当(翻訳)しております。アボット・キニー通りというのはロサンゼルスのなかでも特におしゃれな…

『戦いの世界史』が刊行されました

肉体労働者にとって、夏の初めと冬の初めはいちばんつらい季節です。暑さや寒さに身体が慣れてしまえば連日の35℃超えにもけっこう耐えられるものなのですが、慣れるまでは本当につらい。毎日疲れ果てて帰宅し、第三のビールをあおっては死んだように眠る日々…

ダイヤモンド・オンラインに記事が掲載されました

取り急ぎ、タイトルのみにて失礼いたします。 世界中で日本人同士がつながり助け合える「Abroading」の持つ可能性

EPワールドガイド「宇宙の歩き方」(7)が、Role&Roll Vol.117に掲載されました

朱鷺田祐介さんによるワールドガイドの第7回が、R&R誌最新号に掲載されています。今回は土星圏の紹介です。前回の木星圏は宗教主導の極端な全体主義国家でしたが、今回の土星圏は、メッシュ接続による直接政治参加が成立したサイバー民主主義国家です。評判…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第21回がRole&Roll Vol.117に掲載されました

取り急ぎタイトルのみにて失礼いたします。「旅行者は全財産を持ち歩いていたの?――中世の貨幣と金融の実態」という記事が、自分の執筆で掲載されています。今回もライターの実力不足なところを見田航介さんのイラストの力で助けていただきました。Role&Roll…

ダイヤモンド・オンラインに記事が掲載されました

取り急ぎ、リンクのみにて失礼いたします。■これが未来の雑誌のカタチ? 休刊したインテリア雑誌が紙の雑誌+ECサイトで復活

レストラン「ムガリツ」についての翻訳記事がGQ Japanに掲載されています

GQ

スペイン北部、サンセバスチャンの海岸から山を分け入った先にある「ムガリツ」というレストランを、「世界一冒険的なレストラン」として紹介する記事です。オーナーシェフのアンドニ・ルイス・アドゥリスは、スペインで料理革命を巻き起こしたフェラン・ア…

EPワールドガイド「宇宙の歩き方」(6)が、Role&Roll Vol.116に掲載されています

朱鷺田祐介さんによるワールドガイドの第6回が、R&R誌最新号に掲載されています。今回は木星圏の紹介です。『エクリプス・フェイズ』(EP)の世界では魂(エゴ)がデジタルデータ化され、義体を乗り換えて魂をダウンロードすることも、デジタルコピーして自…