鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

『戦いの世界史』が刊行されました

肉体労働者にとって、夏の初めと冬の初めはいちばんつらい季節です。暑さや寒さに身体が慣れてしまえば連日の35℃超えにもけっこう耐えられるものなのですが、慣れるまでは本当につらい。毎日疲れ果てて帰宅し、第三のビールをあおっては死んだように眠る日々を送っています。

そんなある日、見本誌が届きました。ありがたいことです。腰をおろして紙の書物を読むという贅沢を久々に味わうことができました。文化的な生活はよいものですね。

本書で自分は、第七章「損耗人員」の訳出を担当しました。そうしたテーマでのまとまった文章というのはなかなかないので、資料的価値も高いと考えます。自分の生硬な訳文を直していただいたりと、監訳者の大木毅さんにはたいへんお世話になりました。

なお、戦鎚傭兵団の四番打者であり、現在多方面でご活躍中の岡和田晃さんも訳者に名を連ねておられます。

また、「コマンドマガジン」を刊行する国際通信社の編集部ブログ「ゲーマーいちねんせい が ゆく」でもご紹介いただきました。ありがとうございました。

戦いの世界史: 一万年の軍人たち

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