史上空前の偽札師フランク・ブーラッサについての翻訳記事がGQ Japanに掲載されています
表題の記事がGQ Japan最新号に掲載されています。
総額2億ドルもの偽札を作ったカナダ人フランク・ブーラッサについての翻訳記事です。
8年生だった14歳くらいから窃盗をはじめた筋金入りの犯罪者なのですが、これがきわめて用心深く、細心な男なのです。
感心(してはいけないのですが)させられたのは、犯罪に出口戦略を持っているというか、リスクと儲けを天秤にかけて計画
を練っていることです。
カナダではひどく食らっても6年か7年。実際に服役するのはその六分の一ほどなので12〜15カ月ほどで出られる。そう考えて彼は偽札作りに手を出します。
100ドル札ではなく20ドル札を選んだことにも理由があります。100ドル札を受け取った人は日にかざしたりと用心を尽くしますが、20ドルなら気にする人はいない。さらに、アメリカではなくヨーロッパやアジアで使う人に大量に売りつけようとします。
ところが大きな思い違いがありました。アメリカのシークレットサービスが動いたのです。大統領警護任務で聡明な組織ですが、創設の目的はむしろ偽札対策にあります。アメリカに身柄が引き渡されれば最大60年の懲役……ということになったのでした。
という感じの記事です。他にもう一件、イスラム国の人質誘拐ビジネスについての翻訳記事が掲載されています。
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