鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カリブ海の島国の市民権販売ビジネス、およびダイソンの電気自動車参入についての翻訳記事が、GQ Japan 2018年10月号に掲載されています

GQ

「パスポート売ります!──市民権販売ビジネスの背後にあるものとは」 これが最初の記事。成長期の80年代にエチオピアの飢餓の報道に触れて国籍の不平等に疑問を抱いたスイス人少年が、長じて市民権販売ビジネスの商人となり、闇の領域に呑みこまれていくとい…

コマンド・マガジン142号に、「日本の降伏」というヒストリカルノートの翻訳が掲載されています

CMJ 142号の附録ゲームは「嵐の8月 満州1945」。ソビエト連邦による満州、樺太、千島列島への武力侵攻を扱ったもので、もしも日本政府がポツダム宣言を受諾せずに戦争が長引いていれば……という歴史のifを含んだものとなっています。ポツダム宣言の受諾決定に…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ&運用ガイド「ヴァイキング・マーダーズ、または火星八つ墓村」が、Role&Roll Vol.167に掲載されています

続けてEPシナリオの紹介です。今回は朱鷺田祐介さんの筆で、「火星八つ墓村」! という残暑厳しい中のホラープレイに最適です。 横溝正史の原作もそうですが、何より1977年の角川映画で有名なあの「八つ墓村」をEPシステムに落とし込んでプレイアブルなシナ…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第46回「ベギンとベアータ フリーランスの「修道女」」が、Role&Roll Vol.167に掲載されています

フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介する隔月連載。その第46回は岡和田晃さんの筆で、13世紀以降のベルギーを中心に存在した半聖反俗の女性たち(ベギンと呼ばれた)の共同生活の場であるベギンホフという一種の教会街と、中世後期から近…