鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「七惑星」の聖書が、Role&Roll Vol.175に掲載されました

 R&R最新号のエクリプス・フェイズ記事は朱鷺田祐介さんに筆による表題のシナリオです。

 岡和田晃さんによる前号のシナリオ「クローズド・ハビタットの囚人」は1967年のSFテレビシリーズ『プリズナーNo.6』をイメージ・ソースにした脱出ものの大傑作でしたが、今号のシナリオもいかにも朱鷺田さんらしくスケールの大きい設定がコンパクトな展開にうまく織り込まれていて、非常に小気味よい作品です。

 最後の審判の時が間もなくやってくるという終末論カルト「輝く聖者の教会」。Role&Roll Vol.144の「スカイアーク・クライシス」にも登場した組織がまた大暴れします。

 七つの聖書が一箇所に揃うときに最後の審判が行われるというわかりやすさとゲーム性。また、教団向けの独自Rep(評判)値の設定というあたりにも面白さのあるシナリオです。

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Role&Roll Vol.175

Role&Roll Vol.175