鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第四十三回が、Role&Roll Vol.161に掲載されています

フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介するリレー連載。その第四十三回は自分の筆で、1381年英国のワット・タイラーの乱を紹介しています。 この連載は岡和田晃さんとリレー執筆しているのですが、自分の担当回はいつも削りきれずにぎゅうぎ…

トランプ大統領に翻弄される新聞報道についての翻訳記事が、GQ Japan 2018年4月号に掲載されました

GQ

ジャーナリズムはトランプ政権時代をいかに生き延びるべきか、という記事です。 筆者はトランプ政権暴露本『Fire and Fury』の著者マイケル・ウルフ(ウォルフ)氏。GQにもたびたび寄稿しているライターなのですが、例によって晦渋このうえない翻訳者泣かせ…

『エクリプス・フェイズ』用コンベンション・シナリオ「宇宙要塞『神龍』の悪夢」が、Role&Roll Vol.161に掲載されています

R&R最新号の『エクリプス・フェイズ』(EP)記事は、朱鷺田祐介さんによる表題のシナリオです。 高級リゾート用に遺伝子調整された観葉植物が突然変異を起こして化け物になった設定で、舞台は地球軌道周辺のハビタットです。マッドサイエンティストなど敵方…

Web記事の有料課金の試みについての記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

新聞の購読料は月4000円ほど(朝刊のみなら3000円程度)、雑誌は500円から1000円ちょっとくらいまででしょうか。紙媒体が有料であることに疑問を抱く人はまずいないと思います。 ところがネットは無料が常識。そこでやむなく新聞や雑誌は紙版記事のWeb転…

『エクリプス・フェイズ』小説「古椿姫」が、SF Prologue Waveに掲載されました

「SF Prologue Wave」は、日本SF作家クラブ会員有志が運営するネットマガジンです。毎月20日がリリース日で、数本のショートショートや中短篇小説が掲載になります。(岡和田晃さんの過去ツイートにもあるように)プロの小説家の作品を縦書きのPDFで読…

『コマンド・マガジン139号』にアフガニスタン侵攻のヒストリカルノート翻訳記事が掲載されました

いやあ、古巣に戻ることができ、感激です! 実はわたしく、20年近く前に初めていただいたお仕事が、『コマンド・マガジン』(CMJ)さんの戦史記事の翻訳だったのです。 1968年生まれのウォーゲームブーム直撃世代ですので、中学生の頃は『独ソ電撃戦』『バル…

『図書新聞』3339号を拝読しました

自分は雑誌記事の翻訳やビジネス記事の執筆をしていて、たまにパズることもあり、自惚れてしまうこともあったのですが、最近、気づいてしまったのです。それって、媒体のネームバリューで読んでもらえているだけなのだと。 というのも、『シミルボン』という…

『トーキングヘッズ叢書 No.73 変身夢譚』に、植物変身譚コラムが掲載されています。

TH叢書最新刊の特集は「変身夢譚――異分子になるこの願望と恐怖」。変身といえば誰もが真っ先に思い浮かべるのはカフカの短篇「変身」ですが、なんというか、それを含めた定番中の定番については誰かが書くに違いないから……という三すくみのような書き手の心…

『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「スペース闇金道――情報難民をさいなむドラッグ」が、Role&Roll Vol.160に掲載されています

本誌で内容を確かめてから報告しようと思ったのですが、どうやら届かないようなので、校正データでの掲載報告です。さてR&R誌最新号のEP記事は、自分の筆で、表題のシナリオとなっています。イメージソースは宮内悠介さんの短篇連作『スペース金融道』。その…