鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

『マンハッタンは「極細」高層ビル時代へ』ほか翻訳記事一本が、GQ Japan 2019年5月号に掲載されました

 GQ Japan最新号の特集は『僕らは「デニム探偵団」』で、表紙は草彅剛さん。草薙さんとヴィンテージジーンズにまつわるカバーストーリーもあります。

 その一方で沖縄県知事選から辺野古県民投票までを追ったジャーナリストによる硬派な記事もあり、硬軟の幅の広さがこの雑誌の魅力です。

 

 自分はニューヨークに次々に建てられている超スレンダー高層ビルについての翻訳記事を担当しました「スレンダー度」というのはれっきとした建設用語で、建物の幅と高さの比率を意味します。9-11テロで倒壊したワールドトレードセンターのスレンダー度は1:7でしたが、1:24という驚きの細さの超高層ビルが建設されているところです。電信柱が1:30くらいといいますから、極限に近い細さと言えそうですね。

 この記事の見開き写真を添付します。見開きフルカラーの“画面”の大きさと、パラパラめくりで意外な記事に目が留まるという偶然の出会いは紙メディアの雑誌が今なお保持するデジタル媒体に対する強みであり、こういった記事こそが雑誌の顔たりうると考えています。

 

 もう一本、フィリップ・コルバートというポップアーティスト紹介記事の翻訳も担当しました。

 

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GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2019年05月号

GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2019年05月号