鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

2019-01-01から1年間の記事一覧

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第五十回「魔法の巻物と呪文書の原型──中世の写本」が、Role&Roll Vol.175に掲載されました

西洋中世の社会史を紹介する連載の最新回が、岡和田晃さんの筆でR&R最新号に掲載されました。 今回のテーマは羊皮紙を用いた中世の写本です。写本がいかに大変な作業でありその成果物の価値がどれほど高かったかや、羊皮紙の長期保存性、今なお保たれている…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「七惑星」の聖書が、Role&Roll Vol.175に掲載されました

R&R最新号のエクリプス・フェイズ記事は朱鷺田祐介さんに筆による表題のシナリオです。 岡和田晃さんによる前号のシナリオ「クローズド・ハビタットの囚人」は1967年のSFテレビシリーズ『プリズナーNo.6』をイメージ・ソースにした脱出ものの大傑作でした…

『マンハッタンは「極細」高層ビル時代へ』ほか翻訳記事一本が、GQ Japan 2019年5月号に掲載されました

GQ

GQ Japan最新号の特集は『僕らは「デニム探偵団」』で、表紙は草彅剛さん。草薙さんとヴィンテージジーンズにまつわるカバーストーリーもあります。 その一方で沖縄県知事選から辺野古県民投票までを追ったジャーナリストによる硬派な記事もあり、硬軟の幅の…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「クローズド・ハビタットの囚人」が、Role&Roll Vol.174に掲載されました

R&R最新号のエクリプス・フェイズ記事は岡和田晃さんの筆による表題のシナリオです。 今回は、不可解な「街」からの脱出もの。コンパクトにまとまった中に緊迫感が充満しており、最近のシナリオの中でもピカイチの傑作ではないかと思っております。 イメージ…

"Eat to Live" by Brian M. Sammons および "Prix Fixe" by Andrew Penn Romineの翻訳が、「ナイトランド・クォータリー vol.16」に掲載されました

季刊のホラー小説専門誌〈Nightland Quarterly〉、その最新号の特集は「化外の科学、悪魔の発明」です。 わかりやすく言えば、マッドサイエンティストものの特集。自分は短篇小説2本の翻訳を担当しました。 まず片方は、「ダイエットやめますか? それとも…

サウジアラビアの若き皇太子ムハンマド・ビン・サルマンについての翻訳記事、ほか一件がGQ Japan 2019年4月号に掲載されています

GQ

サウジアラビアのムハンマド皇太子はその若さとイケメンぶり、女性の運転免許取得を解禁するなどの改革手腕で注目され、期待されていました。 しかしそこに起きたのが、2018年10月のジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件です。殺害を命じた黒幕はム…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第四十九回「燭台の灯のごとくに俗世を照らせ──東方の柱頭行者たち」が、Role&Roll Vol.173に掲載されています

西洋中世の社会史を紹介する連載の最新回が、自分の筆でR&R最新号に掲載されています。 今回のテーマは「柱頭行者」というマイナーなものですが、創作やTRPGのシナリオで一風変わった隠者を登場させたい場合の参考になるかと思います。ガンダルフ風ばかりで…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「オールト雲の彼方へ」がRole&Roll Vol.173に掲載されました

R&R最新号のエクリプス・フェイズ記事は朱鷺田祐介さんの筆で表題のシナリオです。 海王星トロヤ群(海王星軌道上を60°先行するL4ラグランジュ点にある小惑星群)から太陽系のはるかな外縁部、オールト雲に飛ばされ、はたしてそこから帰還できるのか?という…

「うたかたの夢のバブルがはじけたら──死にゆく魂が迷い込む夢幻郷について」という記事が、トーキングヘッズ叢書 No.77に掲載されています

TH叢書No.77の特集は「夢魔~闇の世界からの呼び声」です。発売からしばらく経ちましたが、夢魔や悪魔について、色々な切り口の記事や書評が並んでいて勉強になります。 自分は表題の記事を寄稿しております。 アンブローズ・ビアス著「アウルクリーク橋の出…

「高級時計窃盗団はなぜつかまったか?」ほか一篇が、GQ Japan 2019年3月号に掲載されています

GQ

アメリカは連邦制国家であり、各州機関の上に連邦機関が存在します。日本に当てはめて大げさに言えば、明治維新以前の幕藩体制が続いているようなものです。 そのため法執行機関にもニューヨーク市警やロサンゼルス郡保安官事務所など地域ごとの機関の上に、…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ&運用ガイド「宇宙アリーナ:血肉の美食」が、Role&Roll Vol.172に掲載されています

R&R最新号のEclipse-Phase記事は自分の筆で、表題のシナリオが掲載されています。 キワモノではないまっとうなSFシナリオを作ろうと試行錯誤しましたが、年末にからんでスケジュールがぎりぎりになり、翻訳チームと編集部にお手数とご迷惑をおかけしました。…