鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「クローズド・ハビタットの囚人」が、Role&Roll Vol.174に掲載されました

 R&R最新号のエクリプス・フェイズ記事は岡和田晃さんの筆による表題のシナリオです。

 今回は、不可解な「街」からの脱出もの。コンパクトにまとまった中に緊迫感が充満しており、最近のシナリオの中でもピカイチの傑作ではないかと思っております。

 イメージ・ソースは、イギリスで制作された1967~68年のテレビシリーズ『プリズナーNo.6』。元ネタのテイストが巧みに落とし込まれたシナリオの好例で、岡和田さん作品では以前にも、チェス・ボクシングという競技を扱った「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」(Role&Roll Vol.151掲載。元ネタはイアン・M・バンクスの『ゲーム・プレイヤー』)という傑作がありましたが、本作はそれを双璧をなす作品になるのではないかと思います。

 シナリオ作成に挑もうとする方々にはぜひ参考にしていただきたい一作です。

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Role&Roll Vol.174

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