鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

R&R

EPリプレイ「月の熾天使〜マーズ・サイクラーの帰還」第2回が、Role&Roll Vol.108に掲載されています

すいません、もはや次号の発売すら近づいているというのに……。 前回も書きましたが、朱鷺田さんの才能がいかんなく発揮された超絶傑作リプレイと自分は考えております。 なにしろ設定がすばらしい。感染拡大を防ぐためにニュームンバイを消滅させる、バック…

R&R Vol.107開始のリプレイ「月の熾天使〜マーズ・サイクラーの帰還」に超絶傑作の予感が!

Role&Roll誌には毎号朱鷺田祐介氏による『エクリプス・フェイズ』(以下、EP)のサポート記事が掲載されています。 前号までは、著名SF作品に着想を得たショートミッションが11回にわたって掲載されていましたが、今号からは新たなリプレイが掲載されていま…

Role&Roll Vol.107に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第16回が掲載されました

フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の風俗や文化を紹介する連載記事、その第16回が、このほど発売されたRole&Roll誌107号に掲載されています。 今回は「邪教か、真の清貧か――異端カタリ派」というタイトル。岡和田晃さんの筆で、中世キリスト教社会におい…

Role&Roll Vol.105に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(10)「進化の石板」が掲載されています

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッション。その第10回は「進化の石板」と題されたミッションです。 今回の素材は『2001年宇宙の旅』。アーサー・C・クラークの短篇小説をベースに…

Role&Roll Vol.103に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第15回が掲載されました

フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介する連載。第15回は自分(待兼)の担当で、「いばら姫の現実〜糸つむぎ部屋の実態と西洋中世の結婚事情」というタイトルです。 グリム童話の「いばら姫」や、ディズニー映画にもなったペロー童話集の「…

Vol.104に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(9)「サイレント・バベル」が掲載されています

紹介が遅くなってすいません。雑誌が出てから半月くらいになってしまいました。月刊誌ですのに……(汗)。 有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッション。その第9回は「サイレント・バ…

Role&Roll Vol.103に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(8)「装甲任務・偶像警護」が掲載されました

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッションですが、第8回は「装甲任務・偶像警護」と題された、金星の空中都市アフロディーテ・プライムでのミッションです。 今回の素材は『機龍警…

Role&Roll Vol.103に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第14回が掲載されました

飛島村での収容時間が長くてお知らせが遅れましたが、表題の記事がR&R誌最新号に掲載されております。 今回は岡和田さんの筆で、「目指せ博士!――中世の大学と学生」というタイトル。西洋中世の大学の実態について紹介されています。 たしかにハリポタのホグ…

Role&Roll Vol.102に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(7)「大人のロジック」が掲載されました

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッションですが、第7回は「大人のロジック」と題された、金星の空中都市アフロディーテ・プライムでのミッションです。 今回の素材は『攻殻機動隊…

Role&Roll Vol.101に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(6)「宇宙クジラ」が掲載されました

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッションですが、第6回は「宇宙クジラ」と題された、太陽近傍宙域でのミッションです。 今回の素材は『ジョナサンと宇宙クジラ』と『サンダイバー…

Role&Roll Vol.100所収のゲームノベル「タダ乗り師ホーボーの攻防」を堪能しました

R&Rにまたゲームノベルがつきましたね。今回はあのフーゴ・ハルさんの作で、冒険の舞台がダンジョンや古屋敷ではなく列車というのが大きな特徴です。 列車ですのでとうぜん縦長です。また、正規の乗客ではなく「ただ乗り」ですので、たまたま開いていた二両…

Role&Roll Vol.100に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(5)「地球降下」が掲載されました

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッションですが、第5回は「地球降下」と題された回収・脱出ものです。 今回の素材は『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』。有名なSFロボット・アニメ…

Role&Roll Vol.99所収のゲームノベル「魔術師王子と破世の秘宝」を堪能しました

またR&Rにゲームノベルがつきましたね。今回は友野詳さんによるオリジナル世界の冒険もので、主人公が「秘数」という魔術を操る小国の王子になるものです。 この「秘数」という設定がゲームノベルのシステムとよく合っていていいなあ、と思いました。元素(1…

Role&Roll Vol.99に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション(4)「義体工場」が掲載されました

有名なSF小説/映画をモチーフにしたショートシナリオでEP世界を体験しようというコンセプトのエントリー・ミッションですが、第4回は「義体工場」と題されたマッド・サイエンティストものです。 今回の素材は『バイオハザードV:リトリビューション』。カプ…

Role&Roll Vol.99に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第12回が掲載されました

フィクションの鏡を踏み跨いで現実中世の実相に迫ろうとする連載の第12回は、岡和田晃さんの筆で、「聖遺物とその霊力」です。 聖遺物といえば魔法の存在しない現実世界において魔法アイテムのように扱われるお宝なわけですが、我々が知ったつもりになってい…

Role&Roll Vol.98に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション「カリスト・クライシス」が掲載されました

R&R誌ではVol.92の体験版に続いてVol.93〜95と、ルール要素を少しずつ追加した続編シナリオが掲載されてきましたが、前々号のVol.96からは有名なSF小説/映画をモチーフにした短編シナリオが掲載されることになりました。 執筆は、もちろん朱鷺田さん。朱鷺…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第11回が、Role&Roll Vol.97に掲載されました

表題の記事がR&R誌2012年10月発売号に掲載されました。 今回のテーマは警察組織でして、近代警察が成立する以前のあれこれについて書いております。 中世と警察組織というくくりで資料を探そうとしてもなかなか見つからず、途方に暮れたのですが、岡和田晃さ…

Role&Roll Vol.97に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション?「バルスーム激震」が掲載されました

R&R誌ではVol.92の体験版に続いてVol.93〜95と、ルール要素を少しずつ追加した続編シナリオが掲載されてきましたが、前号のVol.96からは有名なSF小説/映画をモチーフにした短編シナリオが掲載されることになりました。 執筆は、もちろん朱鷺田さん。朱鷺田…

Role&Roll Vol.96に『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション「エピメテウス」が掲載されました

R&R誌ではVol.92の体験版に続いてVol.93〜95と、ルール要素を少しずつ追加した続編シナリオが掲載されてきましたが、今号のVol.96からは有名なSF小説/映画をモチーフにした短編シナリオが掲載されることになりました。 執筆は、もちろん朱鷺田さん。朱鷺田…

Role&Roll Vol.95のゲームノベル「スペイン屋敷の恐怖」を堪能しました

またR&Rにゲームノベルがつきましたね! といってもそろそろ次号が出る頃なのですが、ようやくプレイすることができました。 今回の「スペイン屋敷の恐怖」は『ゴーストハンター13』という現在企画中であるらしいゲームにリンクしたもので、監修■安田均 作■…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」連載第10回のご案内

今月発売のRole&Roll Vol.95に、表題の記事が掲載されています。 今回は岡和田晃さんの執筆で、「傭兵、乱世に生きる婆娑羅」と題され、主にランツクネヒトというドイツ傭兵についてのこぼれ話がつづられています。 いつもながら岡和田さんらしい筆の運びで…

Role&Roll Vol.95に『エクリプス・フェイズ』体験版続編シナリオ「マーズ・サイクラーの帰還」が掲載されました

これは、同誌Vol.92に掲載された『エクリプス・フェイズ』体験版「ヘリオンズ・エッグ」をプレイしたPCを使って、Vol.93「仮装巡洋艦ラスト・ホープ」、Vol.94「青き森にささやく声」と続けて遊びながら、ルールを少しずつ学んでいくことのできるミニ・シナ…

Role&Roll Vol.94に『エクリプス・フェイズ』体験版続編シナリオ「青き森にささやく声」が掲載されました

紹介が遅くなりました(汗)。 同誌Vol.92にに掲載された『エクリプス・フェイズ』体験版「ヘリオンズ・エッグ」、そしてVol.93の「仮装巡洋艦ラスト・ホープ」から続けて遊ぶことのできるミニシナリオです。 朱鷺田さんのこの連載は毎号、ミニシナリオを通…

GAME NOVEL「テキサス・ゾンビーズ」を堪能しました!

Vol.93所収のGAME NOVEL「テキサス・ゾンビーズ」(作:友野詳、画:洋武、原案:安田均/川上亮)をやってみました。 同誌Vol.92所収の「デスフロッグ・ダンジョン」とほぼ同じシステムの短編ゲームブックで、パラグラフ数は74。 B級ゾンビ映画のテイスト溢…

Role&Roll Vol.93に『エクリプス・フェイズ』体験版続編シナリオ「仮装巡洋艦ラストホープ」が掲載されました

同誌Vol92には日本語版翻訳監修者・朱鷺田祐介さんの手になる体験版が掲載されたわけですが、そのシナリオ「ヘリオンズ・エッグ」から続けてプレイできる続編が今回掲載されました。 前作で金星の危機を救ったPCたちが今回赴くのは、デブリ(宇宙廃棄物)が…

Role&Roll Vol.93に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第九回が掲載されました

R&R誌最新号(2012年6月20日発行)に表題の記事が掲載されました。 今回の執筆担当は自分(待兼)で、西洋中世の城塞について、主塔(天守)を意味するdonjonとdungeonの紛らわしさをネタに一席ぶっております。 また、大砲の普及以後のポスト中世の城につい…

Role&Roll Vol.92の特集は『エクリプス・フェイズ』体験版です

遅くなりましたが、Vol.92が5/18に発売されています。今号の特集はズバリ、『エクリプス・フェイズ』体験版です。日本語版翻訳監修者・朱鷺田祐介さんの執筆となります。 内容は、世界観紹介、ルール・サマリー、体験版シナリオ、サンプル・キャラクターの四…

GAME NOVEL「デスフロッグ・ダンジョン」が傑作すぎる

Role&Roll Vol.91(最新号のひとつ前)掲載のゲームノベルです(監修:安田均、作:秋口ぎぐる、画:洋武)。 ようやくプレイできたのですが、手軽でコンパクトな割に没入度も高く、これは傑作という感想を持ちました。 従来のゲームブックとの違いは、サイ…

R&R Vol.91に『エクリプス・フェイズ』リプレイ第4回が掲載されています

『エクリプス・フェイズ』(以下、EPと略記)日本語版翻訳監修者・朱鷺田祐介氏による連載リプレイ「金星の人狼――Garou in the Venus」の第4回が、Role&Roll誌Vol.91に掲載されています。 今回はいよいよ大詰めで、緊迫した戦闘の果てにリプレイが完結します…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」連載第8回のご案内

今月発売のRole&Roll Vol.91に、表題の隔月連載が掲載されています。 今回の記事は「開拓者にして愛国者――中世の海賊」と題され、岡和田晃さんが執筆されています。 海賊というとパイレーツ・オヴ・カリビアン、あるいはワンピースというのが我々にすり込ま…