鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

EPリプレイ「月の熾天使〜マーズ・サイクラーの帰還」第2回が、Role&Roll Vol.108に掲載されています

 すいません、もはや次号の発売すら近づいているというのに……。
 前回も書きましたが、朱鷺田さんの才能がいかんなく発揮された超絶傑作リプレイと自分は考えております。
 なにしろ設定がすばらしい。感染拡大を防ぐためにニュームンバイを消滅させる、バックアップされたエゴにすら感染の危険性があるとしてデータの削除すら強行した、というあたり、エクスサージェント・ウィルスの怖さの本質をうまく表現したものですし、それによって核という禁じ手を使う者が出てくるというあたりは、現代社会の問題点にも通じますね。

Role&Roll Vol.108

Role&Roll Vol.108