鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

Role&Roll Vol.103に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第14回が掲載されました

 飛島村での収容時間が長くてお知らせが遅れましたが、表題の記事がR&R誌最新号に掲載されております。
 今回は岡和田さんの筆で、「目指せ博士!――中世の大学と学生」というタイトル。西洋中世の大学の実態について紹介されています。
 たしかにハリポタのホグワーツ魔法学校のように、なんだかとっても現代の学校っぽい学校がファンタジー作品で描かれることが多いですが、意外な実態がリーダブルな文体でつづられていてとても参考になりました。
 わずか2ページの雑誌記事でここまでたっぷり書けるのかと、書き手の実力による違いを実感しました。さすがは岡和田さんですね。書店で簡単に入手できる書籍だけでなく、論文もいろいろと調べていることも成果も大きいと思います。

 そして今回も、見田さんのイラストがすばしい! 見た目が魅力的なのはもちろんですが、情報量も多いので、ぜひ隅々までご覧になってください。
 しかし、タブレットスタイラスって、まんま現代のモバイラーですな。

Role&Roll Vol.103

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