鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

Role&Roll Vol.103に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第15回が掲載されました

 フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介する連載。第15回は自分(待兼)の担当で、「いばら姫の現実〜糸つむぎ部屋の実態と西洋中世の結婚事情」というタイトルです。
 グリム童話の「いばら姫」や、ディズニー映画にもなったペロー童話集の「眠りの森の美女」には、主人公の王女が老婆の糸つむぎに興味を誘われて手をのばし、糸巻き棒が指先に刺さることで眠りに落ちるというシーンがありますが、なぜ糸つむぎが? という疑問を導入にした記事です。
 今回も見田航介さんのイラストに多いに助けられました。導入にスペースを割きすぎて記事本文が駆け足になってしまいましたが、本文に書けなかったいろいろなエピソードをすっきりして見やすいイラストの中に織り込んでくださいました。

Role&Roll Vol.105

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