鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

2017-01-01から1年間の記事一覧

詩集『タエ・恩寵の道行』をご恵贈いただきました

多忙にかまけて報告が遅くなりましたが、林美脉子(はやしみおこ)さんによる表題の詩集をご恵贈いただきました。 書誌情報については、版元である書肆山田の以下のページをご覧ください。タエ・恩寵の道行ぱっと開いて目に飛び込んできた詩句にはっと心を奪…

エクリプス・フェイズ 入門シナリオ「滅びの星に声の綱」が、Role&Roll Vol.152に掲載されています

R&R誌最新号に、表題のシナリオが掲載されています。 今回は朱鷺田祐介さんの筆で、太陽系外ハビタット「ニルヴァーナ」と、太陽系外惑星「モラヴェック」を巡るもの。今回のキモは、パンドラ・ゲートのネットワークを利用して太陽系外のひとつの世界から別…

「泊まれる本屋さん」についての記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

本好きなら、旅行中の列車や宿で本を読み耽った経験ってありますよね。そうした持ち込み型の読書体験とどう違うのかがポイントだと思い、そのあたりについて書きました。「泊まれる本屋さん」、質素なのに若者が殺到する理由ちなみに列車で本を読む楽しみに…

『トーキングヘッズ叢書 No.70』に書評三本を寄稿しました

『トーキングヘッズ叢書 No.70』が発売になりました。特集は「母性と、その魔性――呪縛が生み出す物語」というもの。そうです、母性です。これほど厄介で難しいテーマがあるでしょうか? とうてい自分ごときの手に負えるものでないと、特集コラムへの挑戦はハ…

『図書新聞』を読む機会に恵まれました

はるこんの絡みで先週末に上京したのですが、その機会に、『図書新聞』を読む機会に恵まれました。『図書新聞』というのは、書評を中心にした新聞サイズの定期刊行物です。SNS全盛の世の流れの真逆をいく体裁なのですが、そこに大きな可能性を感じた次第です…

翻訳記事2本がGQ Japan 2017年6月号に掲載されています

GQ

GQ Japan 2017年6月号の特集はGQ Fight Club――いま、格闘技ブーム――です。特集に合わせてマイク・タイソンのインタビュー翻訳が掲載されています。貧困から這い上がってスターダムにのし上がり、刑務所暮らしを経て、いまや映画俳優としても存在感を示してい…

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第38回がRole&Roll Vol.151に掲載されています

フィクションの鏡を踏みまたいで現実中世の風俗や文化を紹介する連載、その第38回が、R&R誌最新号に掲載されています。今回は岡和田晃さんの筆で、「鳥占から千里眼、荒いの招来まで――中世の迷信」と題し、さまざまな迷信を紹介する内容となっています。天候…

入門シナリオ&運用ガイド「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」が、Role&Roll Vol.151に掲載されています

R&R誌最新号にも『エクリプス・フェイズ』サポート記事が掲載されています。今回は岡和田晃さんの筆で、チェス・ボクシングという“究極のゲーム”を扱ったものです。チェス・ボクシングという競技はなんと実在します! チェスとボクシングという一見真逆の対…

タリバンに父親を殺された少年の復讐劇がGQ Japanに掲載されています

GQ

GQ Japan 2017年5月号の表紙は映画『ラ・ラ・ランド』で話題のライアン・ゴズリング。カバーストーリーとして「ハリウッド1のいい男」である彼のインタビュー翻訳が掲載されています。ライアン・ゴズリングといえばラブドールを彼女にしたシャイな青年や、ダ…

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「海洋惑星ドロップレットの危機」がRole&Roll Vol.150に掲載されました

SF-TRPG『エクリプス・フェイズ』の今月のサポート記事は、朱鷺田祐介さんの手になる入門シナリオです。 舞台は海洋惑星ドロップレット! 巨大なキノコ型の古代遺跡や、トゲウナギ、半知性化ヒヒであるバブーンなど、人外魔境の雰囲気たっぷりです。 さらに…

スマートドラッグのマイクロドージングについての記事が、GQ Japanに掲載されています

GQ

ぶっちゃけていえば、LSDを10倍程度に希釈して服用するということのようです。 ええっ、LSD! そんなのを仕事中に摂っていいの? ラリっちゃわないの? という疑問で頭がいっぱいになるかと思いますが、そんなことについての翻訳記事です。 競争が激しくなる…

しまなみ海道のサイクリングによる観光振興についての記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

しまなみ海道が「サイクリストの聖地」になった理由こちら、いいねが1000件を超えて久々のスマッシュヒットとなっております。 サイクリングという趣味性の高いキーワードと、行政側の努力というあたりが受けた気がします。日本人は行政に対して水戸黄門の悪…

戦鎚傭兵団の“非”幻想事典第37回がRole&Roll Vol.149に掲載されました

フィクションの鏡を踏み跨いで現実中世の制度風俗を紹介する隔月連載が、R&R誌最新号に掲載されました。 今回は自分の筆で、西洋中世の奴隷取引を取り上げています。 これはきわめてデリケートなテーマで、掲載を許可してくださったR&R編集部にはどれだけ感…

ワームホールすごろく「パンドラ・ゲート・キャノンボール」が、Role&Roll Vol.149に掲載されました

SF-TRPG『エクリプス・フェイズ』のサポート記事ですが、今号は自分(待兼音二郎)が担当しました。名づけてワームホールすごろく。太陽系内で見つかっている5つのゲートから多くの太陽系外世界につながっているパンドラ・ゲートのネットワークをすごろく形…

「即身仏から精神集合データへ――SFにみる近未来の死生観」という拙文が、トーキングヘッズ叢書 No.69に掲載されています

トーキングヘッズ叢書 No.69は2017年1月末発売。このほどようやく読了できたので、掲載報告をば。そのTH叢書 No.69の特集は「死相の系譜 いま想う、死と我々の未来」。過去にもTH No.38「愛しきシカバネ」、TH No.39「カタストロフィー 〜セカイの終わりの…

『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「聖ニコラウス号の遭難」が、Role&Roll Vol.148に掲載されています

R&R誌最新号に表題のシナリオが掲載されています。 今回は朱鷺田祐介さんの作で、宇宙空間を漂流する貨物船が舞台。その貨物船の積荷にXリスク(人類絶滅の危機)があるとのことで、PCたちが探索に赴きます。いやあ、そう聞いただけでワクワクしますね。 も…

ウサイン・ボルトのインタビューと、黒人警察官密着記事の翻訳が、GQ Japanに掲載されました

GQ

GQ Japan 2017年3月号の特集は「GQ CHAPLIN STYLE――21人の旬芸人登場! お笑いで世界は輝く!」という一風変わったもので、ピースの又吉直樹さんと綾部祐二さんがチャップリンに扮した表紙写真など必見です。 さて自分は、ウサイン・ボルトのインタビュー記…

ドローン宅配についての記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

日本は国土の七割が山林で、山間部や離島の物流/生活インフラ維持に課題があります。 生活インフラとは電気、ガス、水道で、ガスはプロパンなら道路さえあれば届けられるのでよいにしても、水道は山中の一軒屋でもなければ湧き水で……というのもなかなか難し…