鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

戦鎚傭兵団の“非”幻想事典第37回がRole&Roll Vol.149に掲載されました

 フィクションの鏡を踏み跨いで現実中世の制度風俗を紹介する隔月連載が、R&R誌最新号に掲載されました。
 今回は自分の筆で、西洋中世の奴隷取引を取り上げています。
 これはきわめてデリケートなテーマで、掲載を許可してくださったR&R編集部にはどれだけ感謝してもしきれません。
 しかしAV撮影強要問題なども含めて、類似の人権侵害は現代社会にも広く存在するわけで、古代メソポタミアの時代から人間社会に存在し続ける闇の領域として、目を背け、なかったことにすることは許されない問題だと思います。

 例によって紙幅の制約でライターの力不足が露呈しているわけですが、今回はいつも以上に見田航介さんのイラストの力が大きく、インパクトと情報量を補っていただけました。

Role&Roll Vol.149

Role&Roll Vol.149