韓国のクローン犬ビジネスについての記事ほか一件がGQ Japan 2018年12月号に掲載されています
10月25日発売のGQ Japan最新号に、表題の翻訳記事が掲載されています。 愛犬の亡骸を剥製にして別れを惜しむ人がいますが、今やそれがクローンでできてしまう時代ということで、歌手/女優のバーブラ・ストライサンドがクローン犬を飼っていることを公表したことが驚きと一部のバッシングをまねくという事態も起きています。
人間に捨てられて殺処分を待つばかりの捨て犬もたくさんいるわけで、ペットの命の重みは等しいはずなのに、クローン犬ばかりに大金が投じられることに疑問を投げかける人もいるわけです。
この記事は、韓国の生物学者・黄禹錫(ファン・ウソク)氏が代表を務めるスアム生命工学研究院への取材記事です。同研究所では最大10万ドル(約1100万円)の費用で愛犬のクローンをつくってくれます。
黄禹錫氏といえば、ヒトクローン胚からの胚性幹細胞(ES細胞)の作成に成功したとする論文を捏造し、さらに研究費の使い込みなども判明したことで一切の公的地位を失った過去のある人物です。もちろんその罪は重いですが、どん底に落ちた学者のその後の人生という意味でも興味深いストーリーです。
あともう一件、LSDなどのパーティードラッグの精神治療薬への転用についての翻訳記事も担当しています。
- 作者: Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン),GQ JAPAN編集部
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2018/10/25
- メディア: 雑誌
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ところでこのたび、はてなダイアリーからはてなブログに引っ越しをしました。無事にTwitterなどに連携されるかのテストもからめまして……。