鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第四十三回が、Role&Roll Vol.161に掲載されています

 フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介するリレー連載。その第四十三回は自分の筆で、1381年英国のワット・タイラーの乱を紹介しています。

 この連載は岡和田晃さんとリレー執筆しているのですが、自分の担当回はいつも削りきれずにぎゅうぎゅう詰めで、文章が生硬で素人くさく……という問題がありました。いっぽう岡和田さんの回は窮屈さを感じさせないのびのびとした筆致で、冒頭掛け合いやエピソードにもキレがあり、精彩に満ちています。なんとか岡和田さんの域に近づけないかと毎回もがいてきましたが、今回、かすかに出口が垣間見えた気がします。もっとも、試行錯誤の過程なので出来はまだまだですが……。

 今回も見田航介さんのイラストに大いに助けてもらいました。ぜひ、オリジナルサイズでご覧いただきたいイラストです。

Role&Roll Vol.161

Role&Roll Vol.161