「うたかたの夢のバブルがはじけたら──死にゆく魂が迷い込む夢幻郷について」という記事が、トーキングヘッズ叢書 No.77に掲載されています
TH叢書No.77の特集は「夢魔~闇の世界からの呼び声」です。発売からしばらく経ちましたが、夢魔や悪魔について、色々な切り口の記事や書評が並んでいて勉強になります。
自分は表題の記事を寄稿しております。
アンブローズ・ビアス著「アウルクリーク橋の出来事」(絞首刑を描いた短篇小説)⇒スローモーション⇒サム・ペキンパー監督⇒代表作の『ワイルドバンチ』(舞台は1913年メキシコ。まさにその年、ビアスが消息を絶った国)⇒映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』
というつながりですが、詰め込み過ぎで苦しいですが、皆さんの記事を参考にして今後に生かしていければと思うばかりです。
自分の記事では、以下の作品を列挙順に紹介させていただきました。
- 樺山三英「団地妻B」(『すばる』2018年4月号掲載)
- アンブローズ・ビアス「アウルクリーク橋の出来事」
- フリオ・コルタサル「夜、あおむけにされて」「正午の島」
- ホルヘ・ルイス・ボルヘス「隠れた奇跡」
- サム・ペキンパー監督『ワイルドバンチ』
- ジェフリー・ロング/ポール・ペリー『臨死体験9つの証拠』
- P.J.ピース監督『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』