戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第四十九回「燭台の灯のごとくに俗世を照らせ──東方の柱頭行者たち」が、Role&Roll Vol.173に掲載されています
西洋中世の社会史を紹介する連載の最新回が、自分の筆でR&R最新号に掲載されています。
今回のテーマは「柱頭行者」というマイナーなものですが、創作やTRPGのシナリオで一風変わった隠者を登場させたい場合の参考になるかと思います。ガンダルフ風ばかりでもアレですので。
イコンに描かれる柱頭行者がなんだかPezディスペンサーっぽくて可愛くて、そんな民芸品を登場させたくもなります。見田航介さんがイラストで的確に表現してくださいました。
また、エジプトやシリアなどのオリエントは初期キリスト教史においても重要な土地でして、修道院制度の創始にからんだ部分について、本文で書ききれなかったところを見田さんがイラストですばらしく補足してくださいました。