鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

トーキングヘッズ叢書 No.72に書評2本を寄稿しました

読了してから報告したかったのですが、一向に読めそうもないので掲載報告のみですいません。

自分は野坂昭如「骨餓身峠死人葛」と、上田秋成雨月物語』の書評を寄稿しました。

田島淳さんのD&D第4版『デモノミコン』と、ウォーハンマーRPG『堕落の書』が痺れますね。とくに後者は「会話型RPGにおけるグロテスク表現の到達点」と、これはもう渾沌の禍つ神々を崇めずにはおられません!

岡和田晃さんは「山野浩一とその時代」という新連載を開始され、また書評コーナーも映画の『ある女工記』など3本で、いずれもお手本にさせていただきます!

あと、面識のない書き手の方の書評ですけど、『髪飾りの少女』という絵本がやけに気になりました。