鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

「“不都合な真実”を告発しつづける男、アル・ゴア」という翻訳記事が、GQ Japan 2017年12月号に掲載されています

アル・ゴア氏といえばノーベル平和賞受賞につながった2006年の映画『不都合な真実』が有名ですが、その続編『不都合な真実2 放置された地球』が11月17日(金)にロードショーです。

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それを控えたこの時期に、ゴア氏へのインタビュー記事の翻訳が掲載になりました。それにしても悔やまれるのは2000年の大統領選で。大接戦となったフロリダ州での投票結果の再集計で、連邦最高裁判所が決着を急ぐ判断(ブッシュ陣営に有利)ではなく、民主党員の多い群での手作業による再確認を認める判断(ゴア陣営に有利)を下していたなら、ブッシュ政権ではなくゴア政権が誕生した可能性はかなり高かったものと思われます。そうすればイラク戦争もなく……もしかすると、トランプ政権が誕生することもなく……と、考えると、21世紀の入り口を目前にしたあの時人類は、悪夢のパラレルワールドへとつながる門をくぐってしまったのかもしれないとすら思えてしまいます。

ということで掲載報告でした。「アイドル考現学」と題して現代アイドルを特集し、BLACKPINKが表紙のこの最新号。発売日に書店に行ったら平積みの山がだいぶ低くなっていて、ライバル誌のOCEANSやSafariより売れてる感じでしたぜ! もっともコンビニでよく見かけるのはそのライバルの方なんですけどね〜。