“正直者がバカを見る”クラウドソーシングでは未来はない――エンジニア向けに特化して高報酬を実現したリモートワーク求人サービス「CODEAL(コデアル)」
表題のタイトルで納品した記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されたのですが、例によってタイトルが変更になりました。
う〜ん、これってどうですかね? 言葉のインパクトの問題はさておき、「エンジニア向けに特化」という情報が抜け落ちているのがなんとも惜しいです。
クラウドソーシングというのは、グローバル化による資本主義の暴走がもたらした過当競争が国内経済の末端まで波及したことの弊害として、携帯キャリア大手三社の「実質ゼロ円」競争とともに双璧をなす好例ではないかと考えております。
携帯キャリア大手三社は、三社間の烈しい顧客獲得競争から降りたくても降りられないために「実質ゼロ円」などのパッと目を惹くキャンペーンを展開して他社からの乗り換えを誘い、その裏で料金システムを複雑巧妙化することで、「実質」という語義のぎりぎりの範囲内にあるグレーゾーンで利益を確保しようとしています。
そしてクラウドソーシングも、過当競争によって発注単価がありえないレベルにまでスパイラル降下を続けたことで、低単価に見合った盗作に近い成果物すらが散見されるようになり、まっとうな受発注の場としての存在意義を失いかけています。
そんななか、高い志を持ち、エンジニア向けに特化することで最低時給2500円という一線を守っているCODEAL社に取材し、記事にしました。