鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

週刊モーニングの電子版「Dモーニング」についての記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました

 Dモーニングは、紙版の発売日と連動して毎週木曜日に配信され、月額500円で読めるという会員制アプリです。
 紙版の連載のうち『バガボンド』と『BILLY BAT』は、作者の意向もあってこの電子版には掲載されませんが、代わりに『沈黙の艦隊』の復刻連載など、電子版ならではのコンテンツもあり、毎号300ページ超のボリュームで紙版(330円×4〜5号)より大幅に安い価格設定となっております。
 iPadで読むと見開きで苦もなく読むことができ、ページ送りも高速。個人的な感想としては、これなら紙よりいいな、と思いました。
 ただしiPadですと電車で立ったまま読むのは無理なので、見開きはあきらめてiPhoneで一ページずつ読むほうが実用的かもしれません。
 ちなみに現状ではiOSのみの対応で、AndroidWindowsには非対応です。

 しかしそもそも、雑誌に限らず電子書籍は紙より安いのが当たり前……という流れができてしまっていますが、そんなに安くして儲かるのか、儲からないならどこで儲けるのか、ということを記事で書きました。

「週刊モーニング」電子版に見る 連載マンガのデジタル化で利益を出す模索

週刊モーニング」と「Dモーニング」については、モーニング編集長・島田英二郎氏への直接取材によるはるかに充実した記事が日経ビジネスOnlineに掲載されていますので、そちらも併せてご覧ください。ただしそちらは、全文を読むには無料会員登録が必要です。

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