鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

エクリプス・フェイズ入門シナリオ「アビス・オブ・シンギュラリティ」が、Role&Roll Vol.147に掲載されました

 R&R誌最新号に、岡和田晃さんによる新作シナリオが掲載されました。
 今作の主な舞台は火星トロヤ群と木星の衛星群とちょっと渋めの設定で、参照すべきルールブックの世界観説明部分が明示されています。このように岡和田さんのシナリオにはGMの準備の手間を軽減する配慮があって助かりますね。プレイ時間は3時間ほどとのことで、午後から集まって、などのセッションに適しています。

 何より魅力的なのが、知性化種であるネオ・ピッグの敵役で、個性的なのは姿形だけでなく、しゃべる言葉は関西弁という凝りようです(笑)。

 本作のイメージ・ソースはチャールズ・ストロス作『シンギュラリティ・スカイ』。ブルース・スターリングの『スキズマトリックス』とともに、エクリプス・フェイズの世界観の屋台骨になった作品ですので、この機会にそちらもお読みになってはいかがでしょうか?

Role&Roll Vol.147

Role&Roll Vol.147