鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第32回がRole&Roll Vol.139に掲載されています

 岡和田晃さんと自分がリレー連載をしている中世史実のうんちくコラム。TRPG専門誌「Role&Roll」最新号に新たな記事が掲載されました。
 今回は岡和田さんの筆で、「鉱脈見つけて一発当てろ!――中世の水車と鉱山」と題し、中世の産業革命たる水車、および鉱山について記しています。
 こういった技術史についての読み物はありそうでなく、調べようと思えば論文を探すしかなかったりするのですが、それが岡和田さんならではの読みやすく魅力的な文章で綴られています! これは非常に価値の高い記事です。
 また、見田航介さんのイラストもいつもながらに素晴らしく、「横型水車」「縦型水車(下射式)」「縦型水車(水射式)」の機構や効率の違いがよくわかります。馬力で表すとわかりやすいですね。

 ちなみに今回は載せる余裕がありませんでしたが、水車関係ではカムシャフト、クランクシャフト、ピストンなんて用語も出てくるようです。それってそのまま現代のエンジン用語じゃないですかっ! 萌えますね〜。

Role&Roll Vol.139

Role&Roll Vol.139