鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

キリスト教ペンテコステ派ヒルソング教会についての記事がGQ Japanに掲載されています

仕事に追われていて駆け足での紹介になってしまいますが、GQ Japan2016年5月号のカバーストーリーはレオナルド・ディカプリオです。『レヴェナント:蘇りし者』でついにアカデミー賞主演男優賞に輝き、悲願のオスカーを手にした彼へのインタビューを元にした記事が掲載されています。

また、面白いのが「30代の寿司」と「30代のデザイナー」と、30代に着目したふたつの特集です。たしかに40代も半ばくらいになると実力にはまだまだ伸びしろがあっても人生の残り時間へのカウントダウンが始まってしまうので、でかいことに挑むならやはり30代ですね。

また、「大島優子の女優力」というフォトストーリーもあって、ファンとしては嬉しかったです。

自分は、キリスト教ペンテコステ派ヒルソング教会ニューヨーク支部のカール・レンツ牧師についての記事の翻訳を担当しました。礼拝に電子楽器を取り入れたのがペンテコステ聖霊降臨)派ですが、ヒルソング教会はその流れをつきつめたもので、ヒゲにタトゥにレザージャケットといういでたちのレンツ牧師はさながらロックスターで、カナダ生まれの人気歌手ジャスティン・ビーバーに洗礼を施したこともある人です。

ところでこの記事には、ユダヤ教徒である女性記者が宗教に対していだく複雑な想いも込められていて、限られた文字数のなかでそれを盛り込むことに苦労しました。難しかったです……。