鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

GQ Japanに記事が掲載されています

先月24日発売なので次の号の発売ももう近いのですが、いまさら報告です(汗)。
ひとつ目は、ロサンゼルスの危険地帯スキッドロウで起きた警察によるホームレス射殺事件についてのもの。
このスキッドロウというのはリトル東京のすぐ南にあるらしく、うっかり足を踏み入れてしまった方もおられることでしょう。
そのホームレスというのが祖国カメルーンではそこそこ裕福な家の出なのですが、「カメルーンロバート・デニーロ」を夢見てアメリカに渡るも違法就労者として底辺の仕事にしかつけず、演劇学校の学費が払えずに銀行強盗を起こして……という絵にかいたような流れでスキッドロウに流れ着いた男です。生まれた国が先進国ならインテリとして恵まれた暮らしをしていたであろう彼が、なぜここまで落ちぶれたのか、という感じの記事です。

もうひとつは、マックス・モズレーについてのもの。国際自動車連盟FIA)の元会長で、SMパーティを密かに録画され、ナチスを再現したパーティではとの疑惑で大バッシングを受けた人物です。父はイギリスファシスト連合の創設者、母はヒトラーの恋人と噂された女性の姉という出自で、アドルフ・ヒトラーの息子ではないかとささやかれたこともあったそうです。

以上簡単ですが……。