鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

ジョルダン「乗換案内」についての記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

日本は滑り台社会です。正規雇用という地位をいったん失えば、行き着く先は、わたくし無宿人関宿(自称)と同類の最底辺人足であります。
それゆえどうしても「失敗しないこと」ばかりに目が向きがちで、日本企業はかつてのイノベーション力を失ったとよく言われます。
かたやアメリカは、エリートが大企業に就職するなんてダサすぎると言われる土地柄。若者の挑戦を尊び、投資による支援を惜しまないお国柄が、GoogleFacebookを生んだのでしょう。

さてジョルダンの「乗換案内」と言えば、知らない人がいないくらいの大定番です。
それだけの地位を確立したらもう日本人流に守りに入ってもよさそうな気もするのですが、なんだか違うのです。いつまでも若々しいベンチャーのような雰囲気があるのです。

余談ですが、80年代に大ヒットしたアーケードゲームクレイジークライマー」や「ムーンクレスタ」もかつてジョルダン社が開発したもの。
自分は中学校からの帰り道に、池田屋という駄菓子屋で「ムーンクレスタ」を毎日プレイしていただけに、感慨もひとしおでした。

ジョルダン「乗換案内」がトップランナーであり続けられる理由