鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第26回がRole&Roll Vol.127に掲載されました

 フィクションの鏡を踏みまたいで現実中世の風俗や文化を紹介する連載。その第26回が、R&R誌最新号に掲載されました。

 今回は岡和田晃さんの筆で、中世の騎士を紹介しています。
 騎士というとメジャーテーマすぎて、ニッチ狙いのこの連載にはそぐわない印象もあるかもしれないのですが、そこはさすが、書き手が岡和田さんですから、焦点のあて方の巧みさで読みどころ満載の記事にしたてておられます。

 記述はおおむね騎士道、甲冑、馬上槍試合についてですが、映画『ロック・ユー!』の主人公のモデルになったウィリアム・マーシャルについてのエピソードなど、読み応えたっぷりです。

 また、今回も見田航介さんのイラストがすばらしく、実戦用と馬上槍試合用の甲冑の違いや、構成の我々の思い込みと実態の違いなどが、たいへんわかりやすく一枚絵に凝縮されています。

Role&Roll Vol.127

Role&Roll Vol.127