鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

タリバンによる英米軍基地奇襲についての翻訳記事がGQ Japanに掲載されました

 世界最強の軍事大国アメリカを武力攻撃できる国はない――そんな過信の裏をかいたのが、9・11テロ事件でした。民間航空機をハイジャックし、即席の特攻機としてニューヨークの高層ビルに突入させる。その種の攻撃を、予期できた者はいませんでした。
 そして2012年9月、アフガニスタン南部のヘルマンド州にあるBastion基地に、イギリスのヘンリー王子が攻撃ヘリ操縦士として赴任しました。ただちにタリバンは、王位殺害を宣言します。しかし英米軍はそれを一笑に付します。鉄壁の防備を誇る基地に侵入して、英国王位継承順位第四位の王子を殺害するなどバカげている、と。その過信の裏をかいたタリバンによる襲撃を描いた記事の翻訳が、今月発売のGQ Japan 2014年1月号に掲載されています。

 その号から始まった「GQ Global View」という世界中のコンデナストグループの雑誌記事から厳選されたトピックを紹介するコーナーの一部としての掲載です。そのコーナーだけざらざらの紙質になっていて、いかにも洋物という感じになっています。

 さて1月号はGQ MEN OF THE YEAR 2013の特集号で、今年選ばれた堺雅人宮藤官九郎朝井リョウ林修の四氏(敬称略)へのインタビューが掲載されています。
 GQは大人のオトコがちょっと背伸びして、よりよいオトコを目指すための雑誌だと考えていますが、写真とテキストの配置の妙など、上質感がさらに増していて、いい感じです。しばらく読んでいなかったという方も、これを気に手に取ってみてはいかが?
「GQ Watch 2014」と「The Bentley World」という小冊子2冊も付録でついてきます。また本誌にも、デザイナーのトム・ブラウン氏が特別にデザインしたスターバックスカードが特別付録としてついています。