鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

タクシー手配アプリの記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されています

 大仕事にかかりきりで久しく書き込めませんでしたが、それもようやく提出しました。
 さてその間に、タクシー手配アプリの記事が掲載されています。

 スマホGPS機能を利用して現在地にタクシーを呼ぶことのできる無料アプリ。そう聞くと、便利この上ないようにも思えますが、現状ではさまざまな課題があります。
 ありえるのは、ビルの裏口からアプリで配車を依頼したお客さんが、待つうちにトイレに行きたくなり、ビル内で迷って表口に出てしまうケース。歩行者にとってはなんてことのない移動ですが、小回りのきかない自動車にとっては大事。裏口から表口に回るのに、一方通行路を何本もぬい、大通りへの長い信号待ちを経てようやくたどり着いてみれば、お客さんはしびれを切らして流しのタクシーを拾ってしまっていた……なんてことにも。
 そうしたケースもあることから、運転手と直接電話やSMSで連絡する機能はぜひ欲しいところ。東京エムケータクシーのPCSという配車アプリには、ドライバーに直接電話できる機能があるそうです。
 また、配車アプリには日本交通系全国タクシー配車タクシー東京無線など、大手事業者が個別に展開するものが多いですが、それは言うなればレストランやホテルの検索サイトがグループごとに分かれているようなもの。事業者のくくりなしに使えるサービスも求められます。
 そんななか、横浜市のオンラインコンサルタントというWebシステム・アプリ開発企業が開発した「タクシー検索 たくる」に着目して記事化しました。

 今回感じたのは、競争の激しい都市部よりも、むしろ流しの少ない地方にこそタクシー配車アプリの勝機があるのではないかということ。
 もうひとつは、配車アプリのもつ地域性です。
 つねに全国を舞台に戦わねばならないなら、大手のつくるアプリに中小が太刀打ちすることは難しい。しかしタクシー会社には営業区域が定められているので、おのずと戦場もその区域ごとに分かれます。たとえば東京では、23区と三鷹市武蔵野市がひとつの区域ですが、それに隣接する南多摩交通圏(八王子市・日野市・多摩市・稲城市・町田市)に絞ってそこでの圧倒的強さを目指すとか。
 グルメとタクシー。この二ジャンルでは、そういう戦い方も成立すると考えています。余談ですが、特に町田市は三方を神奈川県に囲まれていながらそこは区域外という面白い戦場だと思います。

市場が縮み、アナログ無線の完全廃止も迫る――多難なタクシー業界で、配車アプリは救世主となるか?