鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

GIS(地理情報システム)についての記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

 無味乾燥なデータ列が、地図上に展開することでぐっと眼前に浮かび上がる。それを実感できるのがGoogleマップです。たとえば「ネットカフェ」で検索すると、地図上に各店舗がピン留めのようなアイコンで示されるので、店舗分布が一目瞭然。最寄りの一軒に頼るのが不安なら、数軒固まっている繁華街までの距離と経路もすぐにつかめます。ただの店舗データベースと比べて、直感的なわかりやすさはまさしく別次元。

 その機能をさらに深めて、「フルフラットの個室がある店」「シャワーが使える店」などのレイヤーでフィルタリングできたらどうでしょう? 出先での仕事が深夜に及び、朝まで少しでも快適に仮眠を取りたいという状況で、大いに役立つのではないでしょうか。

 GIS(地理情報システム)とは、大雑把に言えばそんなシステムです。そのGISについての記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されました。2011年3月の東日本大震災で被災した福島県相馬市が、GISを災害対応に役立てたというあたりにも言及しております。

震災直後の相馬市で被害状況を正確に伝えたGIS(地図情報システム)の威力