鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

Analogue Games Studiesの新着記事を読みふけってしまいました

SF乱学講座聴講記 門倉直人、小泉雅也「日本昔話「昔々、あるところでポストヒューマンが……」――その後の日本神話とデジタル物理学から」

 と、題された記事でして、これは2011年(去年ですね)10月2日に東京の杉並区でひらかれたSF乱学講座の内容を田島淳さんがまとめたものです。講師はゲームデザイナー/作家*1の門倉直人氏と、かつて門倉氏とともにネットワークゲームプロジェクト「遊演体」で活動した小泉雅也氏です。

『エクリプス・フェイズ』は魂(エゴ)のバックアップと義体(モーフ)の乗り換えが可能になった未来を舞台とするトランスヒューマン(ポストヒューマン)SFもののゲームなのですが、カラダを乗り換えた時にココロはどう変わるのか? 不死を手に入れた人間は何を考えて生きていくのか? といったあたりが疑問でした。そのあたりについて、鋭い考察がなされています。興味のある方は、ぜひご一読を!

*1:で合ってますかね? 違っていたら修正します。