鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

『モンスター・マニュアルII』がかっこよすぎる!

 エベロンシナリオとともに発売早々ぱらぱら読んでいますが、MM2、めちゃくちゃかっこいいですね!
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 マンドリルシャム双生児のようなデモゴルゴンというクリーチャーが極彩色で表紙を飾り、裏表紙には「おい、なんだ あの音は?」の惹句とともに巨大百足竜のごときルモアハズが!
 そして「ウィザリングの死叫兵」「ウィザリングの失敗作」「フォモールの狂笑者」といったシビレる日本語名の数々が!

 いや〜コアチームのこのテイストには感服しています。
 なんか、少年倶楽部、冒険王、少年ケニアといった大時代な冒険活劇のテイストと言いましょうか。いや、少年ケニアしか読んだことはないのですが……。

 われわれもできるだけこのテイストに近づきたいと考え、エベロンシナリオでは「デスゴーントの引率係」「デスゴーントの有象無象」とかやらかしました。

 余談ですが、D&Dの翻訳はパワー名、アイテム名など、カタカナ名が基本としてある分だけ、逆に和訳で遊べるという部分もあります。

 Hideous Weapon ヒディアス・ウェポン/醜王丸

なんて感じでやっております。
 このあたりのセンス抜群なのは鈴木康次郎さんでして、自分はさっぱりです。
 かっこいいの、いいな〜。