鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

ヤマハ発動機の冒険心に飛んだWeb広告「LMWベビーカー」の紹介記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されました

 技術者たちの汗の結晶、業界通なら誰もが舌を巻く画期的な新製品…ではありながら、一般消費者にはなかなかその真価を理解してもらえず、価格の割高さばかりが槍玉に挙げられる――。

 ならばと鮮烈なテレビCMで高性能を消費者に印象づけ、潜在マーケットを開拓する。過去におけるその最大の成功例のひとつが、瞬間接着剤アロンアルファの80〜90年代におけるテレビCMシリーズです。たとえば岩登りの要領でフロントアップし、ライダーがハンドルに覆いかぶさるような直立姿勢で走ってきたトライアル・バイクの前輪が柱に貼りついてしまうCMなどは、あの時代をリアルに体験した世代の多くが記憶していることでしょう。

 いっぽうWeb広告で興味深いのが、コンドームの国内シェアNo.1を誇る化成品メーカー・オカモト株式会社の「オカモトゼロワンCM 恐竜篇」という動画CMです。ティラノサウルスの交尾をユーモラスに描いたもので、テレビではとてもじゃないが放送できっこない構図。そのようにWeb広告には低予算で冒険がしやすいという利点があります。

 三輪式スクーター・トリシティ・シリーズを特徴づける前二輪の傾き機構「LMWテクノロジー」の真価をわかりやすく伝えようとヤマハが取り組んだのが、「LMWベビーカー」のWeb広告です。

暴走ベビーカーで話題に!ヤマハ・トリシティ125の「スゴい技術」