鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第41回「中世末期の農民反乱――ジャックリーの乱」が、Role&Roll Vol.157に掲載されています

 フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介する隔月連載。その第41回は、自分の筆でフランスのジャックリーの乱(1358年)を紹介しています。

 この農民反乱には、同時にパリで起きていた市民蜂起と呼応することでヴァロワ朝を打倒するという可能性もあり得ました。そのあたりについて書いています。

 そして今回もライターの筆の拙さを、見田航介さんのすばらしいイラストが穴埋めしてくださっています。フランス王ジャン二世をイメージモデルにしたイラストをぜひご覧ください。

 なおジャックリーの乱については、佐藤賢一の小説「赤目のジャック」も理解の助けになります。

赤目のジャック (集英社文庫)

赤目のジャック (集英社文庫)

Role&Roll Vol.157

Role&Roll Vol.157