鞭打苦行のThrasher

翻訳者/ライター/最底辺労働者、待兼音二郎のブログであります

シェアサイクルの拠点にコインパーキングを活用すれば? という趣旨の記事がSankeiBizに掲載されました

 東京では都内7区(千代田、中央、港、新宿、文京、江東、渋谷)での「自転車シェアリング広域実験」が数年前から行われていて、区境をまたいでA駅前⇒B区役所みたいな移動が自在にできるようになっているようですね。独特な赤い自転車で移動する人を見かけた方もおられるのでは? 東京の街は意外に坂道が多いこともあって電動アシスト自転車になっているらしく、最初は使い方に戸惑う人が多いようですが、慣れたらリピーターになってしまいそうです。

 ということで都市内交通手段としてのシェアサイクルに不可欠なのがステーション網のきめ細やかさです。8月に札幌でサービスを開始した中国勢のMobikeは、本国流の「どこでも乗り捨てOK」とは日本ではできないので、ドラッグストアやコンビニにステーションを置いているようですが、市街地にコンビニより多いくらいに点在しているのがコインパーキングです。コインパーキングの一部でレンタサイクル事業を独自に展開している駐車場事業者の株式会社スペース24に取材をし、可能性を探りました。

市場拡大のシェアサイクルに追い風 注目集めるコインパーキングの拠点化